退職時の国民健康保険の切り替え手続き
みなさまおはこんばんにちは、せなです
今回は退職したときに行う、健康保険の切り替え手続きについて解説しようと思います

退職時の健康保険証の返却
退職時には現在使用している健康保険証は会社に返却する必要があります
一応、退職日当日までは使用が可能ですが面倒ですので退職時に返却しておいた方がよいと思います
返却を忘れた方は郵送などで速やかに会社に返却しましょう
万が一、退職後に古い保険証を使用して病院にかかってしまいますと、厄介な手続きを踏むこととなります
保険証を紛失していた場合
退職日当日に気づいた方は会社に連絡後、警察などに紛失届を出すなどの対応が必要となり非常に面倒です
退職日までに余裕があるようなら再発行を依頼した方が良かったりしますので、会社とよく相談しましょう
退職日の翌日にすぐ転職する場合

退職日の翌日から別の会社への転職が決まっている方は国民健康保険などへの加入手続きは行わなくてもよいです
新しい会社に健康保険証の交付手続きを執ってもらえるように申請しておきましょう
手続き後、1週間から3週間ほどで新しい保険証が会社に届きます
もしもその間に病院にかかることがあるという方は退職時に会社から健康保険資格証明書の発行を受けておきましょう
退職日から1日以上間をおく場合
国民健康保険への加入手続きを行う
国民健康保険への加入手続きを行う場合は退職日から14日以内に行う必要があります
手続きを行う際に離職票か健康保険資格喪失証明書が必要となってきますので会社から必ずもらっておきましょう
任意継続の手続きを行う
任意継続は以前働いていた会社の保険に最長2年間加入し続ける制度です
加入には以下の条件があります
- 2ヶ月以上の被保険者期間
- 退職日の翌日から20日以内に手続き
任意継続を選択いたしますと途中から国民健康保険への切り替えなどが行えなくなります
ただし支払いを滞るなどの理由で資格を喪失した場合は国民健康保険への加入を行うこととなります
保険料は会社負担分がなくなりますので、以前支払っていた料金の2倍ほどになります
国民健康保険とどちらがよいかよく考えてから手続きを行いましょう
新しい保険証が手元に来るまでの対処法
保険証が手元にない間に病院にかかってしまった場合はいったん全額立替払いを行いましょう
後日保険証が届いたのちに、会社か保険協会に問い合わせを行い健康保険療養費支給申請書を提出することで返金を行ってもらえます
もし保険証がない間に病院に行くことが分かっている場合は退職時に健康保険被保険者資格証明書を発行してもらっておくことも一つの手です
最後に
以上で退職時の健康保険の切り替え手続きの解説となります
退職時はなにかと忙しいかと思いますが、健康保険の手続きは忘れずに行わないと後で面倒なことになりますので気おつけましょう
ここまで読んで下さり、ありがとうございました
ではでは~
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