Kivyのチェックボックスの基本的な使い方

2020年1月6日

みなさまおはこんばんにちは、せなです

今回はKivyのUXウィジェットの一つ、チェックボックスについて説明したいと思います

チェックボックスの基本構文

チェックボックスは実装することで、特定の対象のチェック判定を行うことができるようになるUXウィジェットです

以下はチェックボックスのチェック状態を判定して、ラベルに表示するだけの簡単なプログラムとなります

from kivy.app import App
from kivy.uix.boxlayout import BoxLayout
from kivy.properties import ObjectProperty, BooleanProperty


class TextChanger(BoxLayout):
    label_text = ObjectProperty(None)
    check = BooleanProperty(False)

    def checkbox_check(self, checkbox):
        self.check = checkbox.active
        return

    def label_text_change(self):
        if self.check == True:
            self.label_text.text = 'CheckBox is True'
        else:
            self.label_text.text = 'CheckBox is False'


class TestCheckBox(App):
    def build(self):
        root = TextChanger()
        return root


if __name__ == '__main__':
    TestCheckBox().run()
<TextChanger>
    label_text: label_text
    orientation: 'vertical'
    BoxLayout:
        Label:
            id: label_text
            text: ''
    BoxLayout:
        CheckBox:
            active: root.check
            on_press: root.checkbox_check(self)
        Button:
            text: 'CheckBox Check'
            on_press: root.label_text_change()

実行すると以下のようになります(実用性は特にありません)

チェックボックスの動き

チェックボックスのキーワード引数

チェックボックスの状態

チェックボックスの状態(TrueまたはFalse)を設定するには「active」を使用します

CheckBox:
    active: root.check

基本的には「True」とかで指定せずに、「BooleanProperty(False)」とかに指定することをおすすめします

チェックボックスクリック時のイベント

Buttonなどと同じで、「on_press」や「on_release」などを使用することで、クリックイベントを設定できます

CheckBox:
    active: root.check
    on_press: root.checkbox_check(self)

ラジオボタンに変更する

チェックボックスをラジオボタンに変更するには「group」を設定します

ほかのチェックボックスに同じ値を設定することで、どれか一つのみしか選択できなくなる

CheckBox:
    group: 'radio'
CheckBox:
    group: 'radio'