Kivyのラベルの基本的な使いかた
みなさまおはこんばんにちは、せなです
今回はKivyのUXウィジェットである、ラベルの基本的な使いかたについて説明したいと思います
ラベルの基本構文
ラベルは「from kivy.uix.label import Label
」で使用できます
主にウィジェットへ文字列を描画したいときに使用します
Pythonへの直書きであれば以下のように記述します
root = BoxLayout()
label = Label(text='Hello World')
root.add_widget(label)
Kv Languageを使う場合は以下のように記述します
Label:
text: 'Hello World'
ラベルに使用するキーワード引数
よく使いそうなものを一部抜粋
※以下はKv Languageを使った場合の書き方で説明しています
文字の大きさ
文字の大きさを変更する時には「font_size
」を使用する
サイズはピクセル単位で計算される
Label:
text: 'Hello World'
font_size: '100'
文字の色
文字の色を変更する時には「color
」を使用する
色は(r, g, b, a)で設定する
Label:
text: 'Hello World'
color: (1,0,0,1) # red
文字を太字にする
太字にしたい時には「bold
」を使用する
boldは初期状態では「False」が設定されているので、「True」に変更することで太字にできる
Label:
text: 'Hello World'
bold: True
文字を斜体にする
斜体にしたい時には「italic
」を使用する
italicは初期状態では「False」が設定されているので、「True」に変更することで斜体にできる
Label:
text: 'Hello World'
italic: True
文字位置を横に揃える
文字の位置を横に揃えたい時には「halign
」を使用します
(ラベルの位置ではなく文字の位置を変更します)
halignは初期状態では「left」が設定されています
他には「center・right・justify」を使用できます
Label:
text: 'Hello World'
halign: 'center'
ラベルの大きさ
ラベルそのものの大きさを変更したい時には「text_size
」を使用する
デフォルトでサイズは(None, None)に設定されているので制限が掛かっていません
Label:
text: 'Hello World'
text_size: (50, 50)
タグを使ったラベル文字列の変更
[b][/b]
や[i][/i]
などのタグを使って文字列に変更を加えたい時には、「markup=True
」にする
Label:
markup: True
text: '[b]Hello[/b] [s]World[/s]'
[]と&を表示させたい時には、「'[' = &bl;
」「']' = &br;
」「'&' = &
」に変換して使用する
日本語への対応
以下の記事で説明していますので、参考にしてください
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません