Kivyでビデオプレイヤーを実装する方法

みなさまおはこんばんにちは、せなです

今回はKivyのビデオプレイヤーの実装方法を説明したいと思います

環境

Python: 3.7
Kivy: 1.11.1

ビデオプレイヤーの基本構文

ビデオプレイヤーはKivyで用意されている、複合UXウィジェットの一つです
「VideoPlayer」で使用できます

※ビデオプレイヤーはUXウィジェットの「Video」と違いカスタマイズには向いていません
オリジナリティのあるビデオプレイヤーを使いたい時にはビデオウィジェットを使用しましょう

from kivy.app import App
from kivy.uix.boxlayout import BoxLayout


class RootWidget(BoxLayout):
    pass


class TestVideoPlayerApp(App):
    def build(self):
        return RootWidget()


if __name__ == '__main__':
    TestVideoPlayerApp().run()
<RootWidget>
    VideoPlayer:
        source: '../video.mp4'
        state: 'play'

以上の記述だけで、一般的なビデオプレイヤーとしての機能を使用することができます

ビデオプレイヤー画像

ビデオプレイヤーのキーワード引数

表示されているアイコンの変更

以下の引数に対して設定したいアイコンを設定することで、アイコンを変更できる

  • image_loading:ロード時の画像
  • image_overlay_play:ビデオ再生前の画像
  • image_play:再生ボタンの画像
  • image_pause:一時停止ボタンの画像
  • image_stop:停止ボタンの画像
  • image_volumehigh:音量が大き時のボリュームアイコン
  • image_volumemedium:音量が真ん中位の時のボリュームアイコン
  • image_volumelow:音量が小さい時のボリュームアイコン
  • image_volumemuted:音量がミュートの時のボリュームアイコン