【Python3】SeleniumでChromeとChromedriverのバージョンを自動で揃える方法

2022年6月30日

おはこんばんにちは、せなです。
今回はSeleniumのChromeバージョンが合わない時の対処法を説明したいと思います。

前置き

Seleniumを使用していて動かなくなる原因は大体2つに分けられます。

  • Chromeのバージョンが合っていない
  • プログラムに問題がある(存在しないページを表示使用としているとか)

以前に作ったプログラムを久しぶりに動かすと、大抵は以下のようなエラーメッセージが確認できると思います。

selenium.common.exceptions.SessionNotCreatedException: Message: session not created: This version of ChromeDriver only supports Chrome version xxxxxx

これがバージョンが合っていない時のエラーですね。

本題

バージョンを合わせる簡単な方法が「webdriver_manager」を使用することです。

webdriver_managerについて簡単に説明しておくと、プログラムを実行する際に自動で現在のバージョンを確認して、正しいドライバーを設定してくれるライブラリです。

それでは以下のパイプコマンドでインストールしましょう。

pip install webdriver_manager

コードへは以下のよう形で追記してください。

from selenium import webdriver
from webdriver_manager.chrome import ChromeDriverManager

Chrome =   webdriver.Chrome(ChromeDriverManager().install())

おめでとうございます。
これで、バージョンが合わなくて困ることはなくなりました!

しかも以前のようにChromeのドライバーパスを気にする必要もありません。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

自分が作業している際に困ったことをまとめたりしているので、他の記事もよければご覧ください。
ではでは〜

Python,Selenium

Posted by sena